HTC Desire 22 proとは
台湾の“老舗”メーカーHTC社が久しぶりに日本で発売したスマートフォンがHTC Desire 22 proです。かつては世界第四位のスマートフォンメーカーでしたが、その後は業績不振に喘いでいます。ただ、VRヘッドマウントディスプレイのViveは未だ健在のようですが。
そんなHTCですが、今回の機種はきっちりと日本市場向けを意識したスペックになっていて、Felica(おサイフケータイ)を搭載し、防塵・防水にも対応しています。
一番の特徴は、HTC VIVEのメタバース“VIVERSE”に対応したVRグラス“VIVE FLOW”に対応していることでしょう。もちろん、メタバースだけではなく、100度の視野角と、3.2Kの解像度、75Hzのリフレッシュレートで映像も楽しめるというもの。
カタログから主なスペックを抜粋すると、
本体カラー | チェリーブロッサム、ダークオーク、サルサ・レッド |
OS | Android 12 |
CPU | Qualcomm Snapdragon 695 5G |
メモリ | 8 GB |
ディスプレイ | 6.6インチ 2412×1080 Full-HD 120Hz, |
ストレージ | 128 GB |
カメラ | 6,400万画素 f/1.79 1,300万画素 f/2.5 500万画素 f/2.5 front : 3,200万画素 f/2.0 固定焦点 |
センサー | GPS (L1+L5)、Glonass、A-GPS、Galileo、BeiDou、QZSS 環境光センサー 近接センサー モーションG-センサー/加速度センサー 電子コンパス ジャイロセンサー 指紋認証センサー |
通信 | IEEE802.11a/b/g/n/ac、 Bluetooth 5.1、 5G |
I/F | USB Type-C×1 (USB 2.0)、 nanoSIMスロット×2、 SDカードスロット |
バッテリー | 4,520 mAh |
サイズ・重さ | 166.3 x 76.9 x 9.4 mm, 205.5 g |
となっています。
VRグラス“VIVE FLOW”に対応、という以外はそれほど目立った機能・性能はないかな。でも、コストパフォーマンスはかなり良いと言えましょう。
カメラとしては三眼で、メインカメラと広角カメラ、そして深度センサー対応カメラとなっています。
広角レンズを使用する場合は「設定」⇒「広角」とコマンド選択をしていかないといけないのがちょっと面倒かな。メインカメラだと「x1」、「x2」を指定できるだけです。
「AIモード」にすれば、AIが被写体を認識し、それに合った設定で撮ってくれるので、これは良いかも知れません。
昔からのHTCファンなので、久しぶりの新機種を購入してしまいました。この赤いボディカラーが好きなんですよ。カメラの具合がどんなものか、これからちょこちょこ撮っていこうと思います。
公式ストアやAmazonなどで購入できます。公式サイトだとVIVE Flowとのセットでも販売しています。